めもちょう

多分三日坊主

あんスタにハマりました2020(事後報告)

年末になったので、一年を振り返る記事を書こうと思い立ち、こういう記事になりました。

2020年を振り返ってみるとオタク活動としては明らかにあんスタという特定ジャンルに傾倒したという一年でした。
一方で私は何かにハマったことを認めるということがめちゃくちゃ苦手なので、自認できたのはそこまで早い時期ではないのですが…
「明らかにこの人あんスタのことばっか呟くようになったな〜」とフォロワーにはバレバレだったことでしょう。

 

私は割とジャンル変遷が一年周期くらいで起きるタイプなので、3ヶ月後には違うジャンルについて語っている可能性もあるわけですが…

 

ともあれ(あんスタ節)、あんまりジャンルやコンテンツにハマったきっかけ、みたいなものを記憶できないことが多いので、この機会に記録しておこうと思い立ち、ブログに書いています。

(言いたい放題なので注意してね!)

 

 

初回インストール


そもそも私とあんスタの出会いを振り返ってみると、4年前の2016年9月にあんさんぶるスターズ!(現在のあんさんぶるスターズ!!Basicの原形)をインストールしたところから始まります。

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インストールした記念スクショ アイコンが懐かしい


当時から割と話題になっていたし、アイドルものらしいし、知人に話を聞いたのでインストールした、みたいな感じでした。

一方で、当時の私はそんなにソシャゲが好きではなく(今もそんなに好きではない)、ぽちぽち作業ゲーに耐えられなかったことと、とある理由によりプレイ時間1時間ほどでゲームをやめます。

とある理由とはフォロワーには耳タコなんですが、端的に誇張して言うと「瀬名泉にムカついたから」です。

当時の私は髪色が暖色のキャラが好きになる傾向があったので(振り返るとそうでもない気がする)、月永レオか朱桜司辺りが刺さりそうだと思い、Knightsのスカウトを回したのですが、そこで出会ったのが☆4瀬名泉

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☆4 瀬名泉

引きも良くなく、ハイレアが瀬名しかいないので、リーダーカードに選びプロデュースを回るものの、ドリフェス(モバマスで言うライブバトル的な)で勝つたびに「はい、邪魔〜 あんたも邪魔〜」と言う瀬名に対して「なんだァ?テメェ……」と転校生に対する石ころ扱いにキレる私

瀬名泉が執着している「ゆうくん」は遊木真という事前知識はあったので、「私の好きな真さんは『ゆうくん』ではありませんが💢菊地真さんですが!?ゆうくんには手を出さないのでそんな当たり散らさないでもらえませんか???」と逆ギレしていた記憶があります。

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スカウト画面と「ゆうくんとの1対1を絶対阻止する瀬名泉」のスクショの2枚しか当時のスクショが残っていなかった

前述の「怒り」とそもそもストーリーのクドい文章が合わず、龍王戦が始まる前にメインストを読むことも諦め、容量確保のためにアプリを削除、というのがファーストインプレッションでした。

 

アニスタ


次に出会うのは2019年のアニメ化
アイドルものは押さえておかないとな!と広告を見たこともあり、1話を見ます。

 

しかし、毎週定期的に同じ時間でアニメを見るということが出来ず、1話のみの視聴で脱落…オタクとしてどうなんだ

こうやって振り返ると接点はあるのになかなかハマらない、みたいにも見えますね…

 

(一応のちにアニメは全話見ました)

 

ズ!!リリース


そして満を持してのあんさんぶるスターズ!!のリリースが2020年3月15日
体験版アプリもちゃんとダウンロードして、ONLY YOUR STARS!はフルコンするなどリズムゲーは結構好きなので楽しみにしつつも、スクスタもシャニライも続かなかったしな〜とお試し感覚でMusicをインストール*1

 

事前公開されていたMVについては他ゲーム愛好家視点から悔しがるみたいなコメントばっかしていた記憶があって恥ずかしいですね
(モーションにメリハリがないだの、手足が長いモデルだから振付でも余りやすいだの言っていて、事実とはいえ悔しさが滲み出ているんだよな)

 

リリース日の記憶に戻るとキャラめちゃくちゃ増えとるがな!?と驚きながら、初回☆5は初志貫徹ということで朱桜司を選びました
やっぱリズムゲーおもしろ〜MVすげ〜と楽しみながら、「イマイチ歌上手いユニットないし、曲もピンとこないな〜(コラ!)」と思うさなか、とあるユニットにたどり着きます


あんさんぶるスターズ!アルバムシリーズ Eden ダイジェスト動画

いや〜Eden、歌が上手いし曲がいい…ダンスもいいんだな〜これが…


あんさんぶるスターズ!! Music ゲームサイズMV「Dance in the Apocalypse」


一度20年1月にアルバム動画を試聴しているという時差もあるんですが、「Dance in the Apocalypse」にビビビッと来て(3/15時点ではゲーム未実装ですが)追加ユニットゆえにアイドルの顔と名前すら一致していないながらも、即アルバムを購入


とりあえずダンアポと歌い分け曲が実装されるまでは続けよう!というモチベーションになります。

 

ここで、あんスタ!!Musicの施策の上手いところは、初日の実装曲は14ユニットの14曲+ゲーム・アニメ主題歌2曲のみだったんですが、リリース日翌日から「毎日一曲ずつ計13曲が追加される」というところだと思うんですよね。
2週間はユーザーを飽きさせない状態にしておいて、それからイベントを開始する、みたいなスタートダッシュの流れが非常に上手だなぁと…


まぁそんな中で、更にあの男との再会を思わぬ形で果たすことになります。

そうです、「瀬名泉 第一話」
読んだ時の衝撃といったら!私の知ってる瀬名泉じゃない!!!!?ってなりましたね…(4年も経てば印象変わるだろうよ)


そりゃあ「いずあん」が覇権カプになるわけですわ…と思いながら、「これなら瀬名泉のことを認めてやってもいいが?」と謎の上から目線での評価をして(こんなんで手のひら返すのチョロいヤツみたいで悔しいじゃないですか…)、メインストーリーも読んでみるか〜!という気持ちに。

 

初期はキャラクターの変な口調と語尾の記号の乱舞に耐えられず、必死にプロフィールを探り、「真面目」「常識的」と書いてある逆先夏目、大神晃牙、漣ジュン辺りをマイページ・オフィスに設定するなどなんとかして「クセの強さ」との折り合いをつけようとしていたのですが、ズ!!メインストを読んでいくうちに次第に慣れていくように。
職業アイドルの話が好みということもあり、やっとあんスタの面白さというものを掴めるようになります。

 

ここも良い点なのですが、初期のメインストーリーのハイペースな更新もユーザーを離さないように、なおかつ「新ユニット」を話の軸にすることで新規ユーザーも置いてきぼりにならないという点は入りやすかったように思います。

過去が分からないなりにストーリー内で「予測できる」程度には語られていたので…ドルオタという藍良と右も左も分からない一彩のポジションがうまく噛み合っていた印象

主役だと思っていたTrickstarや転校生(プロデューサー)の出番が少ないな、とは感じつつも、新章だからこそ「何者でもなかった彼らが権力に雁字搦めにされる」とこういう感じなんだろうな〜と分からないなりに何となくで当たりを付けていた記憶があります。


そして、「衣装解放の面倒さ」「ファン人数上限システム*2のゲーム性との噛み合わなさ」や初期のゲームの不安定さにキレつつも(本当に当時は遊びながら怒り狂っていた)、なんだかんだで2週間くらいは遊び続けることに。

 

しかし、私はめんどくさオタクの天邪鬼なので、未だに「ハマった」と認めることに抵抗感を抱いており、前章の「あんさんぶるスターズ!」のストーリーを読むことができる「あんさんぶるスターズ!!Basic」の再インストールに二の足を踏んでいたのですが、おすすめストや履修順などを教えていただき、ついに履修を進めることに。

成長した「将来の姿」が見えているという安心感もある中で、まぁガンガン履修を進めていくうちに、すっかりストーリーの虜になってしまうわけですね………
そして案の定瀬名に落ちるわけで…………

いや〜〜〜それにしても読み進めていくうちにどのストも面白い!どのキャラクターも魅力的だ!と思えてしまうのがあんさんぶるスターズの深みなんだろうなぁと
5億回言われていることですが、同じ一年を何度も繰り返していくことで、それぞれのキャラクターの視点・立場から物語の流れ・時系列を見ることができ、情報が補完されていくというのが面白さなんですよね…

 

ズ!の感想文はツイートのツリーに繋がっているのでどのくらいズブズブなのかは見ていただけたら分かるかと思います…
(ネタバレスクショばかりです)

ここまで書いて気付いたのですが、やっぱり決定的で明確な理由があったというよりは、気付いたらずっとゲームを遊び続けていたし、思考があんスタに持ってかれていた、という感じのハマり方なんだろうな…と
沼に落ちるとは言い得て妙ですね

 

そもそもアイドルものが好きだったこと、リズムゲームを遊ぶのが好きということ、3月から5月がめちゃくちゃ暇だった、というようなファクターが重なってハマったとも言えるのかもしれないですね…

 

強いてあんスタの魅力はココだ!という要素を挙げるとすれば(これも何度も呟いていること・前人に触れられていることですが)

・キャラクターの「変」がアイドルとしての魅力に昇華されていること

イレギュラーであることが仲間外れに繋がり、「孤独」や「生きづらさ」として現れる中で、「アイドルとしての武器」に「個性」を用いることができるという意味でアイドルが救いとなっているわけですね。

だからこそ彼らはステージ上では息がしやすくなり、「アイドルとしての自分」を認めて欲しいという欲求にも繋がるわけで

 

・才能への渇望と個人間の不理解・断絶

明らかに本作品では「天才」と「普通の人」という括りで「才能」という要素においての断絶が描かれているのが特徴的です。

「普通の人」の才能への渇望や、「天才」と「普通の人」双方の種類の異なる絶望感・断絶による不理解というものが根底にある中で、ステージ上でアイドルとしてぶつかり合うことで「理解りあう」ことができるというカタルシスが熱いなぁと思います。

ただ人間関係を描くのであればアイドルを題材にする必要もないわけですが、「才能」というスター性を掲げたり、最終的には歌とダンスでぶつかり合うというところにアイドルという題材の唯一性を感じられるのが好きですね。

 

・「憧れ」が希望になりうるところ
偶像としてのアイドルに憧れ、その存在を目指し、自分自身も誰かの「憧れ」になれる、という連鎖がとても前向きに描かれているところが良いと思います。

重苦しい部分だけでなく、未来への希望をしっかり描いてくれるのは読んでいて気持ちいいので良いところだと思いますね。

私も「アイドル」が好きなので、理想としてのアイドルの形は人によって異なるけれども、ポジティブな存在として描かれているのが良いな〜となります。

以上の3点がシナリオの好きなところですね。ズ!!ではまだ途中経過しか描かれていないので、今後どうなっていくかを楽しみにしたいと思います。 

 

 

というわけで瀬名泉(と七種茨)のイベントカード完凸も達成してしまうくらいにはあんスタにハマったという2020年の振り返りでした。来年もいろいろなコンテンツを楽しめるといいな〜

 

*1:あんスタにはアプリが2種類あり、前章のあんさんぶるスターズ!を引き継いだポチポチ系のゲームが「あんさんぶるスターズ!!Basic」、新しくリリースされたMV付きリズムゲームが「あんさんぶるスターズ!!Music」となっている

*2:カードごとにファン人数の上限が設定されていることに対して、イベントではハイスコアを出すことが効率につながるので、低レアリティの育成・ファン集めが困難